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​再生

大きな破壊と小さな再生を繰り返しながら私達は少しずつ滅亡に向かう。

 

ここ中国の広州で行われた日中交流展では『再生』というタイトルで展示をした。

私たちが破壊した自然を自ら再生という言葉を使い植物を蘇らせている。その違和感を人工的な青色を使い表現した。葉の中央を枝で貫いているのはモズのはやにえの残酷さをイメージしている。そして『再生』させたと言っているこの作品のすべてがもはや死んでいるのである。

 

日中現代美術交流展「TWO PLACES-A LANDSCAPE」(中国/広州/53美術館/広州/中国)
素材:枯れた木の枝、葉、青いペンキ
全体サイズ:可変
2016年制作
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